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デコーダーのプログラミング

  • DCC付きロコやデコーダーをデコーダーを取付けたら、必ずアドレス設定というプログラミングします
アドレス設定
  • 新品のロコやデコーダーはアドレスが3に設定されているのでそのままだと線路上のロコがDCと同じに全車同じ動作をするので、各ロコに独自のアドレスを付け個別に操作出来るようにします。
STV(スタートボルト)設定or CV2
  • ロコのスタートするボルトを調整 スロットル表示「1」でのモーターへ出力される実効Vを調節すること
概念図
 
STV設定の理由
      1 スロットルをかなり廻さないとロコがスタートしない時

2.後付でサウンドデコーダーやサウンド専用デコーダーを搭載した時チャフ音が出ているのにロコが動か無い場合、サウンドとの同期を取る。特にSL

 
設定値の求め方
  • プログラミングする前に該当のロコが動き出す時点のスロットルの目盛りを読みます。128ステップ設定で例えば10(8%)だとした場合、そのデコーダーのマニュアルを参照しSTV(CV#2)の設定値の範囲が0−128だったらSTV値は(128x.08=10.24)で「10」 を入れてみれば良いでしょう。0−64だったら(64x.08=5.12)「5」という具合に対応する比率の値を入れて見て実際走行させながら、セットします。
Back EMF

BEMF機能付きのデコーダーはスロットル「1」になると自動的に供給電力をモーターが回転(走行)するように調整するのでこの設定は殆ど必要ないでしょう。 DIGITRAX DZ125

TV(トップボルト)の調整 or CV5
  • スロットルを全開にした時のモーターへ出力される実効V下げること
  • 幹線用旅客機、幹線貨物機、ローカル専用機、入換機等用途別による最高速度の設定
 
概念図
 
TV設定の理由

1. スイッチャー、ローカル機等のフルスロットル時の最高速を遅くする。
2.モーター、駆動装置によりスピードが早過ぎるロコのスピードを調整する場合

設定値の求め方
  • プログラミングする前に該当のロコの最高速として妥当な時点のスロットルの目盛りを読みます。設定値の入力は上記STVと同じようにデコーダーのマニュアル記載のCV値の範囲で対応した比率の値を入力すれば良いでしょう。
中間値(CV6)
  • TVをセットしたら必ず中間値(CV6)TV値との中間位の数値をセットしてください。*CV2はセットしなくても可
 
お勧め度
★★★★★ 折角DCCロコですから是非トライして下さい。
   
NOTE
デコーダーのCV値のプログラミングはデコーダーに付属のマニュアルを必ず参照して下さい。