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デコーダーをプログラミングしよう  1       2009.1.29
プログラミングとは
  • 通常ロコに搭載されたデコーダーアドレスや色々な機能を実行する各CV番号に、一定のCV値を設定することです。

アドレス

CV番号、CV値って何

  • アドレス番号:は各ロコを個別的にコントロールするための基本となり全てのロコに重複しないアドレスを割り当てます。操作上からも一目瞭然で解るロコの機番等を使うと良いでしょう。 通常 1-9999の番号が使えます。
  • CV値にはスピードステップ、スタートボルト、加速率、減速率、トップボルテージ(これ等はほぼ共通のCV番号)等を除き、夫々のデコーダー固有の機能が多数装備されています。各機能にはそれぞれ特定の番号が割当てられていて、またその番号には対応する範囲の数値があります。これ等の番号や数値はDCCシステムから入力し設定します。
  • CV番号や値は上記のような共通の項目を別とし、各デコーダー固有のもの多いので、デコーダー添付のマニュアルを要参照
Program on

Program track

(プログラム専用線路で)

  • 通常プログラミングする場合はProgram trackといって走行用線路から分離された線路の上にプログラムするロコを載せます。これは他のロコがある通常の線路(MAIN TRACK)だと誤って全ての線路上のロコのデコーダーを書き換えてしまう可能性があるので、プログラミングはProgram trackで実施するのがよいです。

    Program trackはProgram 端子と結ばれ走行用線路とは電気的に絶縁されている線路

    サービストラック(Service Track)とも呼ばれる

   *この線路上ではロコは走行出来ないので、プログラムの結果はロコをMAIN TRACK(走行用線路)に移します。

Program on

Main Track

(走行用線路で)

  • MAIN TRACK(走行用の線路)を使ってプログラミングする方法です。
  • プログラミング後即ロコ(デコーダー)の走行[テスト)させられますので、とても便利な方法です。殆どのDCCシステムはこの機能をサポートしています。プログラムに慣れたらこの方法が便利です。

設定の方法は

プログラム用線路で

  • DCCシステムのプログラムトラックと書かれた端子とプログラム用線路(走行用線路とは別の適当な長さの線路)をケーブルで接続して実行します。
  • 一部機種では
  • 電子的切替によりプログラムと走行を1つのターミナルで出力している製品も多い
準備1
  • プログラム用線路にプログラミングしたいロコを乗せます。*脱輪していないことを必ず確認
準備2
  • DCCシステムのプログラム用のキーを押してシステムをプログラムモードにします。*各社それぞれ呼称が異なります。
どうやってするの?
  • DCCシステムの速度調節やサウンドを操作するコントロールパネル(CAB)のキーを使って設定します。*プログラムモードにするとキー(主にテンキー)の機能が数値入力に切替わります。
CV番号、CV値の入力方法
  • 0-9のテンキーを使って所定の番号数値を入力します。*詳しくはご使用のDCCシステムマニュアルを参照のこと
CV番号、CV値の数値は
  • これはデコーダーに対して設定するデータなので対象デコーダー(ロコ)のマニュアルを参照して下さい。
設定の操作 その1
  • アドレス番号やスピードステップ、スタートボルト、加速率、減速率、トップボルテージ等各デコーダーのCV番号が共通の設定はDCCシステムのプログラムキーに割付られているのでプログラムキーを切り替えて、希望の機能を選択し、テンキーで入力設定して下さい。 *詳しくはご使用のDCCシステムマニュアルを参照のこと
CV番号、CV値を入力
  • 通常プログラムキーを押す度にアドレス番号やスタートボルト、加速率、減速率、トップボルテージ、CV番号と順次切替わりますのでCV番号(CV#)のところでCV番号を入力し、次にCV値の入力を求めるようになっていますのでそれぞれテンキーを使って入力します。 *夫々の番号、数値の範囲はご使用のロコ・デコーダー付属マニュアルを参考にして下さい。
  • デコーダーの数値もDCCシステムによって異なります。 数値10と入力の場合

    ・MRC(10進整数)==> 10

    ・DIGITRAX==> 010   0F (16進数)

NOTE
相性問題の発生(ある種のDCCシステムがあるメーカーのデコーダーに対してプログラム出来ないという不都合)
CV番号、CV値の機能
    各種デコーダーの持つ機能を実行する為に特定の番号とそれに対応の数値ですが、機能として
  • ライト関連 : ヘッドライト、ストローブライト・ディッチライトetc
  • 制御関連 : 発煙装置点滅・室内灯点滅etc(ファンクション出力のあるデコーダーのみ)
  • サウンド : ホイッスル音色・チャフ音選択・各サウンドの音量調節etc

    *これ等はデコーダーによって番号・数値がかなり異なりますのでマニュアル参照が不可欠

 

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