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DCCデコーダーの配線と機能

NMRA 準拠 デコーダーのケーブル区分
メ  モ
PIN
番号
配線先
機能

8

P

タイプ

1
モーター端子 コントローラの進行方向に対し逆走の場合(灰)と逆接続する
2
後位ライト(-) 後部ライト、尾灯の-側、+は青のライトコモンと結びます
3
ファンクション1(-) ストローブライトや、発煙装置などアクセサリー用の制御(-) 使用法は一般的に特定のCVを設定して使うので、マニュアルを参照
4
左レール 左レールから集電
5
モーター端子 コントローラの進行方向に対し逆走の場合(橙)と逆接続する
6
前位ライト(-) ヘッドライトのー側+は青のライトコモンと結びます 
7
ライトコモン(+) モーターを除く全ての+側の出力線として使われる レールとV(DC)を出力
8
右レール 右レールから集電 ロコの後部から見て

9

P

タイプ

1
モーター端子 コントローラの進行方向に対し逆走の場合(灰)と逆接続する
2
後位ライト(-) 後部ライト、尾灯の-側、+は青のライトコモンと結びます
3
ファンクション1(-) ストローブライトや、発煙装置などアクセサリー用の制御(-) 使用法は一般的に特定のCVを設定して使うので、マニュアルを参照 *ディッチライトの片側
4
左レール 左レールから集電 ロコの後部から見て
5
モーター端子 コントローラの進行方向に対し逆走の場合(橙)と逆接続する
6
前位ライト(-) ヘッドライトのー側+は青のライトコモンと結びます
7
ライトコモン(+) モーターを除く全ての+側の出力線として使われる レール同じボルト(DC)を出力するので、LEDを接続するには800Ω前後の抵抗をシリーズに接続の事 LEDの足の長い方に結線
8
右レール 右レールから集電
9
ファンクション2(-) ストローブライトや、発煙装置などアクセサリー用の制御(-) 使用法は一般的に特定のCVを設定して使うので、マニュアルを参照 *ディッチライトのもう一方
2
P
4
左レール 左レールから集電
8
右レール 右レールから集電
総合解説
  • DCCの要はデコーダーに在るといっても過言ではないでしょう。DCCシステムはそれを操作する、手段(道具)に過ぎない。ネットに例えるならデコーダーはコンテンツそのものでと言える。一方DCCシステムはエクスプローラーのようなプラウザーに過ぎず、コンテンツを忠実に実行出来、後は使い勝手さえ良ければそれで事足りるのではと思うのだが。事ほど左様にデコーダーは重要なものだと思います。
  •  デコーダーはサウンド機能を備え、それをコントロールするDCCシステムよりずっと多機種、高性能、多機能へと進化し、鉄道模型を一層楽しいものにしています。
デコーダーのいろいろ
走行デコーダー
必須
  • モーター、ライト関連を制御するデコーダーでZ,N,HO,大型ゲージと多種でサイズにより区分されているが、出力が適合すれば他ゲージに転用可
種類豊富
サウンド一体型 必須
  • 走行デコーダー+サウンド既成品のサウンド機に搭載されているのは殆どこのタイプ。機種により各種ある。最近はサウンドのみを専用プログラマーを使って自由にサウンド入替えできるものの登場
種類豊富
サウンド専用デコーダー
追加・後付
  • サウンド機能だけ搭載し走行デコーダーと一緒に使う。サウンドに特化され、汽笛音が33種、4気筒対応等の製品あり、2本のケーブルの配線でOK
初期のSOUNDTRAXX
MRC0001665,1666
NOTE
2個デコーダー
  • サウンド専用デコーダーと走行用デコーダーを組合わせて使用した場合アドレス設定は同時に出来ますが、走行用とサウンド用それぞれCV番号、CV値が異なる場合が多いので、計2回のリセットが必要です。
BLUELINEシリーズ等が該当します。
デジタル
  • アナログは連続的に処理するのに対して、デジタルは細かく分割し単純化て処理します。
  • デコーダー処理図解 *デコーダーの働きを初心者にも理解し易いように大雑把に纏めました、詳細等につきましてはご自分でお調べを
電源・信号
  • 線路には常時コマンドステーションから出力された、12-15V(システムにより異なる)の交流がパルス(分割された矩形波・15000-20000Hz)状態にされて、流れています。Cabで命令を出すとその命令信号がその交流パルスに組み込まれます。
整流
  • デコーダーは自己電源とモーター・ライト・サウンドの為にACパルスをDCへと整流します。
  • デコーダーで使われているIC類はすべてDCでのみ作動しますし、制御するロコに搭載のモーターもDC専用ですから。IC類はDC5Vで動作
デコーダー内の処理参照
デコーダーON
  • 通常デコーダーON状態になるのは線路に乗せたときではなく、そのデコーダー(ロコ)のアドレスがCabから入力された時ONとなり、そのロコへシャットダウン命令が出されるか、DCCシステムOFFまでON状態が保持されています。
ロコアドレスの入力
モーター制御
  • モーターをはじめライト、サウンドなどそのロコの全ての機能をデコーダーが制御します。デコーダーのCV値を各種プログラミングすることでモーター(ロコ)の最高速度他、各種の作動を変化させる機能が有ります。
システムは給電(交流パルス発生)と命令信号を出すだけ
アドレス
  • デコーダーがDCCシステムから出された命令信号を識別するために付与する番号数値
工場出荷時は全て3です
以下続く

コーダーの配線(NMRA準拠)