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DCCの特長 線路編(ユニトラックとシノハラのノーマルDC線路)

DCCにすると線路への配線が大幅に簡略化されるというのは紛れも無い事実です。レイアウトをお持ちの方は、

シーナリー製作以外にも膨大な配線にも、多大な労力が必要でしょう。線路への給電とポイントマシンへの配線が

その最たるものですが、DCCはそれらを劇的に簡略化しますし、「お座敷運転派」の方にとっては配線の面倒さから

避けられた?ポイント使用もCABから簡単に操作できますので、これを機に待避線や複線にトライしてみて下さい。

DCとDCCの配線をを比較してみる
待避線のあるエンドレスという極シンプルな設定ですが。*青色の長方形はポイントマシン。

1.ポイントマシンには切替スイッチを付ける。2.適切なギャップを設け待避線へ給電フィーダーを接続
細かい条件を省くと、DCCだとエンドレスへの給電だけでポイント操作を含めほぼ自由に車両走行が可能
ポイント切替はCABから各マシン(電源・命令はレールに接続のケーブルから)のアドレスを指定して切替ます。
DCCの条件は1.各Pマシンに専用デコーダー接続 2.ポイントにDCCタイプで常時給電設定

 

ユニトラック(DCC用ポイント)とDC用の構造の違い
全ての線路に常時給電が前提のDCCシステムではこの絶縁はメリット(両端のレールに+、−を常時通電可)下図参照

DCタイプは先端の可動ブロックの両端のレール(赤)が金属で半田付けの為、フログ部(黄)も直接突合せ接合で同じ極性となる

*上記のポイントはシノハラ 8番のコード100、**同社製コード83にはDCCタイプが有ります。
この絶縁もメリット(ギャップの役目となる)但し絶縁部分が長い為軸間の短いロコが停止する場合が多い
この2本のビス(出荷時位置)を外しそれぞれ隣のビス穴にセットする。現況だとポイントが分岐させた方向の線路のみ給電
これでポイントの切替に関係なく下図のよう黒い線で結んだ状態となり分岐の2線路へ常時給電される。
常時給電=制御信号も伝わる 閉塞区間(R-2)でもロコは自由にコントロールする事が出来る。絶縁と言うより無電部分
常時給電 線路は左の黄色のロコへ繋がっているが、中央の赤いロコ(ライトon sound on)もこのままでコントロール出来ます。
通常のDCで使う場合 閉塞区間には+が流れずロコは無電状態になる。先端部分がスイッチの役目をしている。
2軸等軸間がフログより短いとスロー走行の場合停止やサウンドリセットの誘引となる、溝の部分に帯板を入れることである程度防げます。30W位の小型半田ごてで素早く処理して下さい。
通電と接触不良
直線線路のジョイント部分で通電不良が発生した。ジョイントはレールを機械的に連結するが電気的連結を保証はしていません

実物のようにジョイナー越しに10芯ケーブルをハンダ付けしたら通電OKになった。

上記の場合基本的にはケーブルは目立たないようにレールの底部に実施するのが良いでしょう。
この通電不良は古いレールではなく新品レールでも、比較的重いロコ通過時に生じた。
 続く・・・