HOME ==> MENU ==>DCCシステムについて 2015.2.27
DCCシステムについて
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- DCCシステムは従来のパワーパックと違い機種によって機能の差異が、大きいのでこれからDCCにトライしてみようとお考えの方へのご参考にして頂ければ幸いです。
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DCC独自の操作
- ファンクション機能操作 ロコの速度調節のほか、ライトの点滅、各種サウンド操作など最大28個の機能を操作出来る。その他ポイントの切換え操作も
- 複数操作盤の接続 1つの制御装置(コマンドステーション)に複数の操作盤(スロットル)繋いで同時に操作が出来る。機種によって異なりますが最大99個のスロットルを接続可能
- プログラムする ロコに搭載されたデコーダーをプログラムする事で、最高速度や加速その他サウンドを設定する。
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DCCシステム選定の留意点(判りやすく簡単操作が第一)
- キー・ボタンの操作性 多様な操作をするので、キー配列や、タッチなどが快適で確実なものが良い
- 情報表示と視認性 操作の状況が表示され、特にプログラム時の表示は、明確なものが望ましいので初心者にはLCD装備がお勧め
- 拡張性 CAB(操作盤)が簡単に増設できる製品がお勧め *MRC ADVANC2は標準で3台CAB増設OK
- 相性問題 特定のDCCシステムでプログラム出来ないデコーダーが有るという事 下記参照
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相性問題
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- デコーダーのプログラム時に発生するDCCシステムとデコーダーの間でプログラムが出来ないという不都合のこと。各メーカーともデコーダーのその規格をNMRAの基準に準拠して造られているのだが、或る機種のDCCシステムは或る種のメーカのデコーダーのプログラムが出来ない現象が発生している。
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構 成
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DCCシステムは構成別に区分すると下記のようなタイプとなります。 |
分離型
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- 電源部(専用電源付き多し)+コマンドステーション(給電+指令信号発信)+手持ち型CAB(操作盤)(複数接続可)(+機能表示)
- Ex. MRC Prodigy Express,ADVANCE2(複数接続可)(+機能表示),DIGITRAX ジェネシスU(複数接続可)
- DIGITRAX スーパーチーフ(複数接続可)(+機能表示),NCE Power
Cab、LENZ SET 100(複数接続可)(+機能表示)
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一体型
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- マスコンタイプ 従来のパワーパックのような形で、コマンドステーション、CAB(操作盤)が一体のオール・イン・ワンタイプ
- EX.Digitrax D101(カトー) ,Zephyr(US),BACHMANN E-ZCommand
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ワイアレス型
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- コマンドステーションとCABの間を無線または赤外線で通信するためケーブル不要。一般的には各社、最上位機種として発売
- BACHMANN DYNAMISのみが標準装備
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操作比較
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簡単 MRC > NCE > BACHMANN > LENZ = LENZ > DIGTRAX(上位機種) 難解
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注
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- メルクリン社のDCCシステムは独自の為、同社のロコはDCCシステム以外では走行もプログラムも全く操作出来ません。
- MTH社のDCCシステム(DCS)は独自ですが、一般的なDCCシステムでくプログラムや、走行が出来ます。
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分離型(MRC
Prodigy Express2) |
一体型(Digitrax D101) |
ワイアレス(DYNAMIS) |
お勧め機(MRC Prodigy ADVANCE2)
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お座敷運転 |
座敷運転/小型レイアウト |
座敷運転/小型レイアウト |
小・中型大レイアウト |
- CABの増設が容易で拡張性も非常に高い。大型LCD装備で情報豊富なので操作性が良い。
- ブラスロコが日本語マニュアル付で販売中
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- 表示盤は8seg LEDで表示能力が貧弱、各種設定には慣れを要す。キー類も小さく操作性最悪、日本語マニュアルだけがとりえ、初心者には全く不向き。
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- Fキーも28までフルサポートで出力も3.5Aで小型レイアウトもこれ1台で十分CAB(操作盤)もで3基分入力ポート標準装備 各社のデコーダー相性問題も殆どなく、操作も簡単で お勧め機種
- ブラスロコが日本語マニュアル付で販売中
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グレードアップ 簡単 |
グレードアップ可能 |
グレードアップ可能 アップセット高価 |
CAB増設・出力アップ 簡単 |
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お勧め機NCE Power Cab
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MRC EXPLORE
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MRC TEC 6
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小・中型大レイアウト |
お座敷運転 |
DCC&DC運転 |
- NCE社では価格的には入門機としてのランクではあるが、性能的には他社のハイエンド機並みの性能である。60ページに及ぶ詳細なマニュアルが付いているがDCC完全初心者にはやや敷居が高いが本格的にDCCに取り組む方には最適機種
- 操作性はとても良く使い易い。
- ブラスロコが日本語マニュアル付で販売中
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- 低価格なのが売りなのだが、LCD等情報表示装置が皆無なので、走行には不自由はないが、プログラム時にはやや不便だ。ただし別売のADVANCE2 CABを差込めば即ADVANCE2 に変身する。
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- 疑似DCCなのでプログラムはできないしがDCCとDCロコと同時走行が、出来る。
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拡張機器豊富出力アップ 簡単 |
グレードアップ 簡単 |
グレードアップ不可 |
- LCD表示 プログラミングやサウンド機能の使用時に表示を見ながら操作出来きると簡単でかつ確実になる。操作性を大きく左右する点だ
大型LCD付きのシステムは殆どの操作情報が常に表示されるのでとても使い易く、機械音痴や初心者にはお勧めです。
Ex. MRC Prodigy ADVANCE, Express、DYNAMIS
E-Z Commandを購入しましたが、アドレス設定すら暫くしないと手順を忘れ、其の都度マニュアルは面倒なので結局LENZでやってました。
- 出力 DCCは複数の留め置き車両でもサウンドやライトなどで電力をしょうひするので、その分も考慮すること。多くのシステムでは其々専用の別売のブースターが増設可
- 読込み書き込み機能 デコーダーのCV値への書き込みは全てのDCCシステムが出来るが読込みは上位機種で可能。
*読込み機能はCV値が指定通り書き込まれたかの確認のための機能として重要だが、詳細設定の時には便利な機能だが状況により可不可あり。
- 複数CAB接続 極一部の入門機を除き複数のCABを接続出来ます。 Ex,D101
JUMPポート(ジャンプ制御)と称している。
- MRC Prodigy Advance コマンドステーションに3個のCABポート標準装備
- **これこそDCCの画期的な点 同一線路上で 複数の人(CAB)が自分の列車を自由に操作出来る。
- *ポイント操作をDCC化した場合にはCABをロコ用とポイント用に使い分けが便利
複数CABを接続した場合その操作性能はそのCAB自体の持つ性能が100%反映されます。
- Fキー 最近のサウンド機は機能が28個(NMRA規格上限)もあり、MRC Advance2、NCE
Power CabTMが28のFキーを操作(サポート)できる。
ワンタッチでキー操作可能は殆どの機種で10個、MRC Prodigy Expressが15個(最大?)
- ** 価格が安いのが入門機 と解釈される向きが多いが、初心者にも使いやすいということを基準にすると、最低価格機は安易にお勧め出来ない
** ここではこのサイトの主旨上、主に初心者向けに各社下位製品を中心に紹介致しました。上位機種については各自で御調べ下さい。
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