DCCへの改造は電子工作だよー

DCCへの改造は電子工作です。模型制作とは使う道具も材料もコテとハンダ以外は素材も全く異なります。最初はちょっと戸惑ったり、面倒に思うかもしれませんが、まあ少し風変わりなデテールアップ作業をしているんだとでも、思って取り組んで下さい。慣れてしまえば作業工程は殆ど同じですから。俺は電気に弱いんだ!なんて方も基本は8本の線を繋ぐだけだからカンタンです、必要なのは忍耐力だけです。
熱収縮チューブ 確実な絶縁材料
配線等の接合部やICピン同志の脱着部分の被服に使います。接合部が完全に収まり更に余裕が出来るくらいの長さに切って、配線を中に通して接合部を十分納められる位置被せて収縮してぴったりと動かなくなるまで、コテ先か、ドライヤーでチューブを加熱します。
ICピン 主に脱着部、中継部に使用
パソコンや電子機器に使われてICピンと呼ばれています。同じ1PINでオス・メス共用で使えます。DCCでは主に炭機間でデコーダー配線と本体からの配線のコネクターとして使うことが多い。通常黒のプラ部分を剥離しPIN本体だけを使用
コネクター ケーブルの脱着用
 
IC基盤 電子部品の配置、配線用。

デコーダーが過負荷・特にショート・誤配線は一発で高価なデコーダーがオシャカ。配線は綺麗に、そこで便利なのが このような小型基盤、これを必要サイズにカットして使います。サンハヤト等が有名ですが素材としてはベークライトとガラエポ製がありますが、お勧めはこのガラエポ製です、金ハサミでカットできます。

これまではベークライトを使っていたので糸鋸、飛び散る微粉で大変でした

アセテートテープ ビニールテープのように経年変化で剥離や粘った残存物が生じない優れモノ

とにかく配線部の絶縁や配線固定にビニールテープ使用は禁物、経年変化で剥離したりネバネバの残渣が残る。それを克服したのがこのアセテートベーステープです。手だけで千切れ接着力も強く剥離もめったに生じず、残渣も残らない優れもので耐熱性もあります。

光学繊維 小口径照明の点灯用
 
LED 消費電流が少なく発熱しないまた玉切れなし。大光量の高輝度LEDが登場

消費電流が麦球と比べ少なく、発熱も殆どなし、寿命も半永久的と模型用のライトとしては理想的。大きさ色も各種有り、通常のLEDだと1個10円以下と価格も安い。

最近では光量の大きい白色の高輝度LEDや極小のLEDチップも入手可能になっているのでライトの操作が出来るDCC運転には欠かせないITEM

通常デコーダーとの接続には1KΩ程度の抵抗を直列に入れてください。足の長い方が+なので極性に注意してセットのこと。

**麦球の場合デコーダーが誤動作することも有るので、LEDへの交換がお勧め